「朝起きると顎がこわばる」「口を開けるとカクッと音がする」「食事のときに顎が痛い」「以前より口が開きにくい気がする」このような症状は、顎関節やその周囲の筋肉に負担がかかっているサインかもしれません。
顎の症状は一時的によくなっても、無理を続けることで慢性化し、食事や会話に支障をきたすこともあります。特に、口が開かない・強い痛みがある・急に悪化した場合には、早めの受診が大切です。
顎が痛い・口が開けにくい
顎が痛い・口が開けにくい

「朝起きると顎がこわばる」「口を開けるとカクッと音がする」「食事のときに顎が痛い」「以前より口が開きにくい気がする」このような症状は、顎関節やその周囲の筋肉に負担がかかっているサインかもしれません。
顎の症状は一時的によくなっても、無理を続けることで慢性化し、食事や会話に支障をきたすこともあります。特に、口が開かない・強い痛みがある・急に悪化した場合には、早めの受診が大切です。
口の開閉は、「顎関節」「筋肉」「噛み合わせ」が複雑に連携して行われています。これらのバランスが崩れることで、さまざまな症状が現れます。
顎関節の中にあるクッション(関節円板)のずれや炎症によって、痛みや開口障害、関節雑音が生じます。
食いしばりやストレスなどにより筋肉が緊張し、顎のだるさや痛みにつながります。
就寝中や日中の無意識の食いしばりが、顎関節や筋肉へ大きな負担をかけます。
一部の歯に負担が集中すると、顎の動きが不自然になり、関節や筋肉に影響を及ぼします。
猫背、スマートフォン操作時の前傾姿勢、頬杖なども顎への負担の原因となります。
転倒・打撲・大きなあくびなどをきっかけに症状が出ることもあります。
以下のような症状がある場合は、顎関節症などの可能性があります。
※一般的には、指3本程度が縦に入るのが正常な開口量の目安とされています。
症状の原因を見極めるため、必要に応じて以下の検査を行います。
問診・視診・触診
症状が出るタイミングや生活習慣を確認し、顎関節や筋肉の状態、痛みの部位を丁寧に診察します。
開口量・顎運動の確認
実際の開き具合や顎の動きを確認し、開口障害や左右差の有無を評価します。
レントゲン・CT検査
顎関節の骨の形態や変形、炎症の有無などを確認します。必要に応じて高次医療機関と連携し、MRI検査をご案内する場合もあります。
噛み合わせの確認
歯ぎしりや噛み合わせの偏りが症状に関与していないかを確認します。
「顎が痛い」「口が開きにくい」「音がする」といった症状を伴う代表的な疾患です。以下のように分類されています。
食いしばりやストレスなどで筋肉が過度に緊張し、顎のだるさや開けづらさを生じます。
大きな開口や打撲などをきっかけに、関節周囲に炎症が起こることがあります。
まれに、親知らず周囲の炎症、顎骨の炎症、腫瘍、唾液腺疾患などが原因となる場合もあります。
症状の多くは、手術ではなく保存的な治療で改善が期待できます。
就寝時に専用マウスピースを装着し、歯ぎしりや食いしばりによる負担を軽減します。
消炎鎮痛薬や筋肉の緊張を和らげる薬を用いて、痛みや炎症を抑えます。
食いしばりの癖、姿勢、頬杖、硬いものの摂取など、日常生活での負担を減らすアドバイスを行います。
必要に応じて、被せ物や噛み合わせの状態も確認し、負担の少ない環境を整えます。
※重度の関節疾患や外傷が疑われる場合には、適切な医療機関へご紹介いたします。
顎関節症は、早めに対処することで症状の悪化を防げるケースが多くあります。一方で、無理に大きく口を開けたり、自己流で顎を動かし続けたりすると、かえって悪化することもあります。
当院では、口腔外科専門医・指導医の経験を活かし、顎関節だけでなく、お口の中から顎・顔面・頭頸部までを含めて総合的に評価して診療を行います。親知らずの影響や炎症性疾患、外傷など、顎関節症以外の原因も含めて診断し、患者さま一人ひとりに適した治療をご提案いたします。
「少し気になる」「これって相談していいのかな」という段階でも構いません。顎の痛みや違和感が続く場合は、お気軽にご相談ください。
TOP